会社の上司、同僚、後輩が退職する時に、今までの感謝を伝える贈り物「退職祝い」。定年や転職など、その理由は様々ですが、何を贈ったらいいか悩みますよね。どんなモノがいいかと調べてみると、「こんな退職祝いはNG」などの記事も出てきたり、余計に悩んでしまいます。

しかし、根本にあるのは「ありがとう」という感謝の気持ちです。その気持ちが伝われば、贈り物にNGなんてありません。このページでは、退職祝いを贈る際に気を付けるポイント、オススメの贈り物をご紹介していきます。

1.退職祝いで気を付けるポイント

退職祝いを渡すなら、贈る相手には喜んでもらいたいですよね。贈る人の「ありがとう」が伝われば贈ってはいけない退職祝いはありませんが、昔からの風習などにならった失礼のない贈り方を心がけましょう。退職祝いの価格相場から、渡すタイミングなどなど、気を付けるポイントをまとめましたので、参考にしてみてください。

退職祝いの価格は、渡す相手によって異なります。上司、同僚、後輩によっても内容（価格）は異なりますし、自分1人で渡すのか、複数人で渡すのかによっても変わってきます。

あまり高価なモノを贈ってしまうと、お返しなどを気遣う方もいるのでかえって負担をかけてしまう場合があります。

退職祝いの価格は、上司であれば10,000円以内。複数人で渡す場合は30,000円以内が相場です。また同僚や後輩であれば5,000円前後。複数人でも10,000円以内が相場となっています。しかし、上限も下限も決まってはいませんので、「ありがとう」という気持ちが大切です。

日本には古来より様々な風習があり、贈ってはいけないとされるモノもあります。

「手切れ」を連想させるハンカチ、「苦」や「死」を連想させる櫛（くし）などがその例です。また、お茶も香典返しで使われることが多く、印象が良くないかもしれませんね。現金も一般的には退職祝いの際には贈りませんし、ネクタイ、名刺入れなどのビジネスグッズも働くことを意味しているので、定年退職の方には不向きです。

しかし、あくまで風習によるものなので、贈られる人の趣味や、贈る人の「これを贈りたい」という気持ちがあるのであれば、どんな退職祝いでも喜んで受け取ってもらえるのではないでしょうか。

退職祝いを渡すタイミングに決まりはありませんが、最終日の退職時や送別会の際に渡すのが一般的です。

個人的な退職祝いであれば好きなタイミングで渡してもいいのですが、渡すタイミングが早すぎると「退職を楽しみにしている」と、悪い印象を与えてしまいます。退職日の当日か、最後に会える日のどちらかに渡すことをオススメします。

どうしても退職日までに会えないのであれば、後日個人的に食事に誘って退職祝いを渡しても喜ばれると思います。

熨斗（のし）の種類は、退職される方の事情によって異なります。結婚や出産によって退職されるのであれば「御祝」、定年退職されるのであれば「感謝」などが良いでしょう。

折角の退職祝いなので、熨斗によって台無しにならないように相手の状況をよく考えて用意しましょう。何が良いか迷った時には、表書きは「御礼」が最も無難。紅白を使用した蝶結びの水引を使用しましょう。

2.退職祝いにオススメの贈り物

退職祝いは贈る相手によって、何を贈るか内容が異なりますよね。上司なのか、同僚・後輩なのかによって年代も異なり、もちろん相手によって趣味なども。

そこで、退職祝いを贈る対象別に、オススメの贈り物をまとめてみました。

今回ご紹介する贈り物は、全て新潟で体験できるサービスです。モノを贈るのも良いですが、新しいステージへの一歩を踏み出すきっかけとなるような「体験」を贈りませんか？

※体験サービス内容によっては、対象エリア、性別などの注意事項がございます。詳細を詳しくお読みになってからお申し込みください。